気付けば迫る割引最終日!リッチなMarkdownエディタ「Notebooks for Mac」
https://itunes.apple.com/jp/app/notebooks-write-documents/id862961526?mt=12&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
ツバメ返しを喰らってる間に迫っております! 5月5日までのようですが、それが日本時間何時までなのかはイマイチよくわかりませんので、興味のある方はお早めに!
本記事は、小説執筆するときの関連ドキュメントをMarkdownで書くと捗るぞ - 豆腐メンタルは崩れないシリーズの一環としてお送りします!
本アプリの位置付け
私の場合、小説の関連ドキュメントを作成/管理するアプリとして利用しておりますので、求める基本的な要件は以下のようになります。
参考:カッコイイMarkdownエディタの機能にいい感じの呼び名をつけよう - 豆腐メンタルは崩れない
導入/設定
私の場合はこんな感じです。実はデフォルト設定覚えてないので過不足あるかも……。
- Mac App Storeでインストール
Command+,
Preferenceで……- General
- Notebooks homeに活動中のドキュメントフォルダを指定
- Font & Color
- 好みの感じに変更
- Write & Edit
- Highlight Markdown Syntaxにチェック
- Make every newline a linebreakにチェック(改行の反映)
- Advanced
- Autosave Documents every "10" Secondsに(自動保存)
- General
カッコいい点
主戦力として運用しているせいもあり、挙げていくと膨大になったのでリストを分けます。
編集関連(多い)
- ショートカットキーでのマークアップとかオートバレットとかスマートハイライトとかソフトタブ(
Tab
で複数の半角スペースを挿入)は当然対応! - 貴重なタブキーインデント!!
- 行頭以外で
Tab
してもちゃんと行頭にTab/スペースを挿入してくれる。
- 行頭以外で
- 設定で自動保存が可能!
- GitHub Flavored Markdownらしきものに一部対応!
- 設定で改行の反映が可能!
- 打ち消し記法/テーブル記法に対応!
⌘+↩︎
で編集とプレビューを切り替え!- デフォルトで編集/プレビューのどちらになるかは拡張子で判断。
- プレーンテキストは編集、Markdown/リッチテキスト(HTML)はプレビュー。
- デフォルトで編集/プレビューのどちらになるかは拡張子で判断。
- プレーンテキスト/Markdownファイル/リッチテキスト(HTML)を形式変換/変換して複製可能!
- WYSIWYGなHTMLエディタ風のリッチテキスト(HTML)編集モードを実装。使わないけど。
⌘+O
で編集中のファイルを関連付けされたアプリで開ける!- 他エディタとの連携で、貧弱な置換機能もカバー!
- 投げた先で保存したら即反映!
- MarkdownファイルのプレビューのコンテクストメニューにInsert Table of Contents!? すげえ!
- Taskpaper記法に対応!簡易的なタスク管理が可能!
-
-
リスト行の末尾に@done
を付けると、完了タスクとして打ち消し線される。
-
- ノートリンク機能により、Evernote的な運用が可能!
- 縦書き機能も……いや、使わないけども。
ファイルブラウズ関連
- 新規ファイルの一行目が、自動的にファイル名になる!
- しかもシンタックスは無視!
- 画像も見られる!
- 表示用のXMLファイルを自動生成する。それはNotebooks上では見えない。
- ツリービュー(フォルダ)/リストビュー(ファイル)ごとにソートルールを変更できる!
- フォルダは名前順、ファイルは更新順とかも可能。
- SDI。私の用途だと、MDIより楽。
- ドキュメントペインからシングルクリックで開く。
その他
気になる点
- 有料!
- ツリービュー(フォルダ)/リストビュー(ファイル)が別々! 惜しい!
- キーボードでのドキュメント/ペイン間移動が基本的にできない。たまにできるけど絶対実装じゃない。
- プレビューのCSSがプリセットからの選択しかできない。
- しかも、プリセットのCSSだと、テーブルが全部ボーダーなし。そんなばかな。
まだ色々怪しいぞ……
⌘+Delete
でドキュメント削除できないんですが……- メニューバーのSelect in Navigatorって機能してなくない?
リストのレンダリングが怪しい……複数のリストの間に、空行だけでなくブロック要素入れないとリストがくっつく。何行空けようが無駄。なんで1.
って書いてるのにULとくっつくんですかねえ……?- 単なるMarkdownの仕様でした!(Markdownドキュメントを作成する際、隣接したリストブロック同士がくっついちゃう件について - 豆腐メンタルは崩れない)
- 形式変換できるときとできないときの条件がよくわからんぞ……?
2014-05-28 追記:Ver1.2
- Select in Navigatorが機能することを確認
⌘Delete
の削除は相変わらずできない- Duplicate as ◯◯での形式変換は常にできるようになったような?
使用感
1800円払ったからというのもありますが、現状のメインエディタになっています。
マークアップ関係はかなり賢い感じがします。また、改行の反映が実にうれしい。
Organize Filesの一言もいいですね。曲がりなりにも画像ファイルを扱えるのは助かります。
地味にSDI&シングルクリックオープンが決め手だったかも。他にScrivenerだのTreeだのを併用してることもあり、複数のドキュメントを開くことがほぼないんですよね。 無料のLightPaperはMDI&ダブルクリックオープンなので、それを考えると……個人的にはまあ、1800円なら買いだったかなあ。
とはいえ、こないだまでβだっただけあり、全体的に挙動は怪しめ。強制終了とかデータ吹っ飛ばすとかヤバめの事故はまだありませんが、「それ実装じゃないよね!?」という挙動にしばしば出くわします。
まとめると、LightPaperで満足できない場合や、iOSアプリで連携したい場合は買いでいいんじゃないでしょうか? なお、LightPaperのモバイルアプリはなぜかAndroidオンリー。Mac Appなのになぜ……?