豆腐メンタルは崩れない

小説家ワナビ視点で、主に執筆環境について書きます。

カッコイイMarkdownエディタの機能にいい感じの呼び名をつけよう

アレだよアレ

Markdown強化月間中の私、様々なMarkdownエディタを試してきました。ステキなのもあり即削除のもありですが、そもそも山程試すハメに陥った原因として、求める機能がどのアプリにあるのかわからないということがありました。

ひとくちにMarkdown対応とは言っても、どんな対応をしているのかは千差万別。使い方によってはまるで役立たずということもあります。なのに、スクリーンショットを睨み付けても、英語サイトまで目を皿にして眺めても、インストールしてみるまでアレができるかわからないことがしばしば。

ハッピーなMarkdownライフのために、みんなが求めるエディタに辿り着けるようにしたいじゃないですか。

なので、いい感じの機能に、いい感じの呼び名を付けようと思います。そして流行らせたいと思います。Markdownクラスタの皆様、アレだよアレで通じるように、みんなで考えませんか?

あと先に言っておくと、Windowsアプリろくに試してないのでWindows勢スマン。

Live Preview ライブプレビュー

例えばこんなん。これはもう見たまんま通じますよね。

プレビュー表示機能を持つエディタにおいて、編集をリアルタイムに反映できるものは、ライブプレビュー対応と呼びましょう。

Sync Scroll 同期スクロール

なお、ライブプレビュー機能を持つエディタの多くでは、エディタとプレビューのいずれかをスクロールすると、同時に逆側もスクロールする機能があります。MouではSync Scrollと呼ばれていますが、これがシンプルでよさそうですね。日本語では同期スクロールと呼ぶのがよろしいでしょうか。

Smarter Markdown highlighting スマートハイライト

Markdownの素晴らしい点は、プレーンテキストで書きながら意味性/構造が視覚的に把握しやすいことです。これが、単に装飾の調整で表現するしかないリッチテキストに比較した時の大きな利点となります。

その意味では、ライブプレビューもいいですが、シンタックスハイライトが肝要です。(シンタックスハイライト - Wikipedia

そして、もっと素晴らしいのが仮称・簡易プレビューです。以前も引用しましたが……

簡易プレビューというのはつまりMouのスクショ的なアレのことで、プレインテキストにリアルタイムでシンタックスハイライトが適用されたり、スタイルが適用されて字が大きくなったり太字になるアレのこと。これが存外便利で、一度体験するとなかなか戻れなくなるくらい良い。

いつの間にかByword神がかってた | Border/memo

コレ、コレ。わりと一般的かつ統一呼称のない機能なので、アプリごとの呼称を軽く調べてみました。1Writerでもできるようになってますよ!

アプリ 機能呼称
1Writer Markdown Inline Preview
Notebooks Smarter Markdown highlighting (using text styles instead of colors)

うーん、これしか見当たらない。というわけでどっちがいいか考えてみましたが、意味合いとしてはプレビューの簡易版というよりシンタックスハイライトの強化版と呼ぶべきに思われます。なので、ここはNotebooksの呼称を採りたいと思います。日本語ではスマートハイライトでいかがでしょう。

Auto Buletting オートバレット

Markdownの素晴らしい点として、リストが書きやすいということがあります。これは資料作成の際に大変強力です。

ただし、改行でシンタックス(*とか-とか)を自動補完してくれないと魅力半減です。個人的には、Markdownエディタに求める最低条件ですね。Simplenote for Mac殺したい。Web版でできるのになんでできないのお前。

TextMateMarkdownバンドルでは、ListsにおけるNew Itemという呼称でしたが、これ、改行とは別のキーバインドCtrl+Enter )なんですよね。 Return ですらないという。

「改行( Return )時に自動補完」という挙動のエディタでは、Auto Bulettingに類する呼称が一般的なので、期待される挙動から考えてもこれが適切でしょう。日本語ではオートバレットということで。

まあ、Ordered List(数字付きリスト)でも補完してくれるので、バレットじゃないじゃんと言いたくなりますが、語呂がいいですからね。

Make every newline a linebreak 改行の反映(仮称)

これが難しいんだよなあ……。

通常、Markdown<br> を挿入するには、半角スペース*2が必要です。実はこれがけっこう面倒で、ライブプレビューよりもスマートハイライト(早速!)を重視する理由でもあります。

しかし、Github Fravored Markdownでは、半角スペース*2を省略しても改行として反映されます。改行ひとつは <br> 、改行ふたつは <p> という挙動ですね。

Markdownで行こう!

これはNotebooksでも採用されており、設定ではMake every newline a linebreakとして適用切り替えができるようになっています。しかし、パッと読んでも全く意味がわからない……。

他にいい感じの呼称を付けているエディタも見当たらないので、仮称・改行の反映ということで。

タブキーインデント(仮)

(2014/05/07追記)

実装しているアプリとしては、Notebooks for Mac/FolfingText等があります。

要するに、リストを多階層にするためにTabキーでインデントする際、行頭以外でTabキーを押しても、行頭にTab記号または半角スペースを挿入する機能のことです。これがあると、インデントする際に行頭に移動する必要がなくなり、リスト作成が非常に捗ります。

もっとも、ショートカットキーでインデントできるエディタは多くあるのですが(たいていは ⌘] )、Tabキーの方が楽じゃないですか。アウトラインプロセッサ使いとしては、アウトラインの小項目化とキーバインドが共通になるので脳が楽というのもあります。

これについては、該当する呼び名が見当らなかったため、仮称・タブキーインデントと呼ぶことにしました。

And More...

私が対応状況わからなくて困ったのはこれくらいですかね。

もちろん、私と違う使い方をしてる方なら、他にも「この機能どのアプリにあんの?」というのがあると思います。なので、みんなでいい感じの呼称を考えていい感じにアプリ紹介しましょう!

名前の出たアプリ

Simple, beautiful & free Markdown editor for passionate writers on Mac

TextMate — The Missing Editor for Mac OS X

Mou - Markdown editor for web developers, on Mac OS X

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