無料で扱いが簡単なファイルブラウザ付きMarkdownエディタ「Lightpaper」
本記事は、小説執筆するときの関連ドキュメントをMarkdownで書くと捗るぞ - 豆腐メンタルは崩れないシリーズの一環としてお送りします!
本アプリの位置付け
はいコピペ。求める最低条件は以下の通りです。
参考:カッコイイMarkdownエディタの機能にいい感じの呼び名をつけよう - 豆腐メンタルは崩れない
導入/設定
- 公式サイトからダウンロード、Applicationフォルダに移動
- Preference
- Editor
- Enable Automatic Bulleting
- Style
- ThemeをWriterに
- Normal Screen Marginsをいい感じに調整
- Editor
カッコいい点
- 無料!
- ドキュメントツリー+スマートハイライト(+ライブプレビュー)!
- スマートハイライトのテーマが変更できる!
- Dropbox内のフォルダを開けば当然同期可能!
- 大雑把ながらマージン設定ができる! 見やすい!
- Markdown Extra対応!
- 表、定義リスト、脚注等に対応
- 便利なショートカットキー
⌘2
でプレビューの表示/非表示切り替え!⌘T
でファイル名を検索⌥⌘→
または⌥⌘←
、およびCtrl+Tab
でタブ間を移動⌘]
でインデント、⌘[
でアンインデント⌥⌘Q
で選択部分をブロック引用に(行頭に>
+半角スペースを付与)
気になる点
- Navigatorの仕様が気に食わない
- ファイル名ソートのみ。
- Navigatorでダブルクリックしないと開かない。
- ショートカットキーでフォーカスできろ。
- MDI。SDI希望。
- そのおかげでそれなりにキーボードでドキュメント間移動できるんだけども。
- テキストファイル以外を置いておいてもプレビューさえできない。
- Navigatorで指定拡張子のファイルを非表示することは可能。
- 一応Finderで該当フォルダを開くことはできる。だからどうしたという感じだが。
- Soft Tab(タブ記号の代わりに半角スペースを挿入)ほしい。
- スマートインデント切実にほしい。
まとめ
はっきり言うと、Sublime Textを初めとする、最近はやりの高機能エディタの大幅な下位互換です。
ただし、下位が必ずしも劣化とはいえません。シンプルなインターフェース、導入の簡易さ、習得コストの低さは、多少の機能不足を補ってあまりあります。
スマートハイライト/オートバレット/ドキュメントリストと要点は抑えており、Markdownエディタとしての基礎力は及第点。Markdown Extraに対応していることを考えても、プレビューのトグルをキーボードでできるあたりはかなりポイント高いです。表にしても定義リストにしても、プレーンテキストでは見づらいですからね。
一方で、MDIかつダブルクリックオープンなあたりは性に合わず、かなり微妙な顔になりました。シングルクリックオープンも選べてくれませんか……。テキスト以外のファイルがほんとどうしようもないというのも惜しいです。せめて関連付けアプリで開いてくれれば……。
総じて、無料なら充分。扱いの簡単さは群を抜いており、Markdownドキュメント管理の入門編としては最適ではないでしょうか。